PIC24F64ga002でESP-WROOM-02を使ってみました。
このESP-WROOM-02は秋月電子で単体で550円、変換基板付きでも1000円以下で買えます。これだけ手軽な値段でWifiモジュールが手に入るとは思っていなかったので初め見たときは衝撃でした。
無線が安価で使えるとマイコンの可能性、楽しみがさらに広がります。
自分はこのモジュールをATコマンドを使って制御しました。マイコンとの通信方法はUARTです。
このモジュールを使ってみた感想ですが、正直面倒くさいなと思いました。これまで自分はいろいろセンサー、モジュールを使ってきたのですが、それら全てマイコンからのモジュールへの指令、モジュールからの実行結果の表し方は数字でした。数字というのは例えばマイコンがモジュールへ『~~を実行しろ』というとき(0x0A)などの数字を送信し、モジュールがマイコンに『エラー発生』などを返すとき、エラーコードとして(0x01)を送るなどとして決まった通信方法でやりとりしていました。
しかし、このwifiモジュールでは命令、結果のやりとりは全て文字列です。
例えばWifiモジュールのバージョンを確認する際"AT+GMR"という文字列を送信します。まあこの辺はまだ普通ですが、モジュールからの結果がバラバラで面倒くさいのです。モジュールから結果が帰ってくるとき『OK』『ERROR』『SEND OK』『CLOSED』だの命令によって結果がばらばらです。命令ごとに対応する結果を決めなければいけないので面倒だと思いました。まあこう思うのも自分の経験不足でしょう。
しかし安価でWifiモジュールが手に入るのは革命だなと思いました、ぜひ買ってみてください。
また今度、PIC+このモジュール+温度センサーでTwitterへ自動投稿する物を作ってみたので紹介したいと思います。